公園で出会った親子
いつもウォーキングしている公園ではいろいろな出会いがあります。
ある日、同じ方向に歩いている母親と小1、幼稚園児くらいの2人の男の子に出会いました。母親は機嫌が悪く、とにかく歩きたい様子でかなり急いでいました。
男の子はいろいろなものに興味を持ちますから、池や草むらをのぞき込んだり、途中に広場があればそっちへ行きたい、崖も登ってみたいのでしばしば止まります。脱線しそうになるたびに、母親は怒って「何してるの?だめ!早く!」と激しくせき立てます。何が母親を追い詰めているのかはわかりません。
子供のやりたいことを押さえ込み大人の都合に無理に合わせさせる。もしかすると過去の私にもあったことなのかもしれません。
だけどこのようなことが続いていたら子供は興味を持つことをあきらめ、想像力(創造力)が足りなくなったり、自己評価が低くなったり、潜在的に母親や大人への不満を蓄積させていくのではと感じました。
子育てには待つことや見守ることが必要です。それが優しさや愛なのでしょう。だから子育て中の母親が決して追い詰められることがないように願います。そのような余裕のある世の中であって欲しい。もちろん待つことや見守ることの大切さは子育てだけでなく大人同士の関係にも当てはまることだと思います。