大きな学会と小さな教室
2月に予定されていたとある学会と
4月から病院の糖尿病教室が休止していましたが
やっとこの9月に始まりました。
学会の方は全国の関係する医師、医療従事者含め数千人は集まる
普段は3日間の会です。延期になった挙げくにネット配信になり、
申し込んだら偉い先生方の講義が自由に聴ける形式。
私は最近行くのが面倒だったり
権威主義、製薬メーカーの提供、人が多くお祭りぽい
感じについて行けない感じもあり
今回のネット配信は私にとってありがたい変更でした。
時代の変換期です。
糖尿病教室は今までなら希望する人は参加できる
ものでしたが、新型コロナウイルス感染予防のため
入院中の患者さん少人数参加での再開
週1回1時間程度の開催です。
さてこれはスライドの準備やどのような順序でお話するか
参加された方の病状や理解度によってどう柔軟に
対応するかなども考えて
準備に多少の時間をかけました。
初めての回は2人参加
普段診察室で話していることと同じ様な話をするだけなのに
なぜか緊張していました。
2回目はおじいさん一人
3回目は4人が参加してくださり
少しずつ慣れてきて1セット終了
小さな勉強会ですが、私にとっては
改めて講師デビューした感慨がありました。
参加した方が質問してくださったり
体験談を話してくださったりで
場が盛り上がり理解を深めてもらえた様です。
やはりこれは本を読んだり既製品のDVDを
見てもらうのとは違う効果があるのだと実感しています。
これからも毎月リニューアルしながら
私なりの教室、参加者さんにためになる
教室を作っていきたいと思っています。
大きな学会と小さな糖尿病教室
どちらかというと受け身で参加する会と自分で作る会
どちらも昔からあったものですが
時代に柔軟に対応して変わっていきます。
でも変わらない人と人とのつながりって
やはり大切だなと感じます。