好きなことを信じて楽しんでやり続ける

なにかしら体調が悪い、アレルギーや皮膚炎のある方は

まず洗剤を変えてみた方が良いですよ。

なぜなら洗剤は最も身近な化学物質で

普通に合成洗剤を使うと多くの化学物質が

経皮吸収で体の中に入ります。それらを分解したり

排泄するために肝臓を始め体の解毒経路に

負担がかかるのです。

私はシャボン玉石けんの手洗い石けん

「バブルガード」という商品が気に入って使ってますが、

新型コロナ感染騒動があった4月~6月くらいは

全国で需要が高まったようでお店で売り切れ

状態が続いていました。

シャボン玉石けんは私の住む北九州市に本社のある

会社です。需要が多くて工場も増設するようです。

それだけ人気があるということは

地元民としては喜ぶべきなのかも。

今月シャボン玉石けんの森田社長の講演を

聞くことができ感銘しました。

今の社長は3代目。おじいさんの初代の時は

石けんなどを扱う雑貨商

先代のお父さんの時代は1960年代から、日本の家庭に

洗濯機が広がり、いち早く合成洗剤を、販売するようになり

会社は大きな成長を遂げていたそうです。

社会は高度成長期であり化学合成されたものを

大量生産、大量消費するのが良しという感覚の

強い時代でした。

ところがその社長はあるときから体の湿疹に

悩むようになり、どうしても治らないので

あきらめていました。

あるとき、大きな取引先である国鉄(今のJR)から

合成洗剤で車両を洗うとさびやすいので

高純度の粉石けんを作って欲しいとの依頼があり

工場の技術者とともに必死で完成させたそうです。

その試供品を家で洗濯や体を洗うことに使うと

不思議と湿疹が治り、もとの自社の合成洗剤にもどすと

1日でまた湿疹ができることに気付きました。

無添加の石けんが体に良いことに気付き、商品化して

販売しようとしましたが、最初は今更石けんなんてと

全く小売店に相手にされませんでした。

会社や従業員の事を考え悩みに悩んだ挙句、

「体に悪いとわかった商品を売るわけにはいかない」

と決断し1974年に全面的に無添加石けんの

製造・販売に切り替えたそうです。

ところが

当時は、自然派志向の時代ではなく、

合成洗剤より割高な石けんはそう簡単には売れず、

従業員も猛反対。

売り上げは月商8000万円から78万円に

従業員は100人から徐々に減り5人に

なってしまった。

当然赤字が続き、それでも社長は頑固なまでに経営方針を変えずに、

石けんを作って売り、粘り強く講演活動も続けました。

苦しい時代の支えが、使ってよかったという

感謝の手紙だったそうです。

もう経営がぎりぎりとなった1991年に書いた

「自然流石鹸読本」という本がきっかけで売り上げが

伸び、経営転換から17年後にやっと黒字に。

今は時代の変化とともに石けんが見直されています。

その先代社長の座右の銘は好・信・楽で今も会社の中に

掲げられています。

人生はきつくて辛いこともあるが

好きなことを信じぬいて、楽しんでやるべし

ほんとにそう!

本当に好きでやりたいことってそれが仕事であっても

楽しい。楽しんでやっていくことで

共鳴してくださる方も増え、ますます楽しくなる。

私もそう信じて自分がいいと思うことを

やりましょう。

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