リーキーガット・多くの病気はおなかから
今日はお休みでしたが朝目が覚めたらくるくるとめまいがしてました。
時々あることですが今日はちとひどい。
頭を動かすたびに天井がまわる。
昨日まで忙しかったせいか
昨夜なかなか眠れなかったせいか
はたまたスマホを頭の真横においたまま寝てしまったせいか
首の周りも痛くて
胃の下あたりが重くて軽く吐き気もあって
そういえば昨日の夜は食べ過ぎたかな
こういうときは無理に食べない方が良いので
ゆっくりおきて、白湯を少し飲んで
休み休み洗濯して片付けして
昼頃にはだいぶ良くなりました!
その後は近くのカフェに出かけて
本を読みながら、一人ランチ。
とろとろのオムライスと
ふわっふわっのパンケーキも食べてしまいました。
グルテンだから止めとこうと思ったんですが
写真見たらどうしても食べたくなって
少しだからまあいいかと…
食べたいものを選べること
サービスしてもらえるのもうれしい。
今日はとても親切な店員さんがいつも以上に丁寧に
接客してくれました。
思った通り美味しい…
至福の時間です。
さて前回水漏れの話を書いて以来となりました。
今日は腸漏れ【リーキーガット】の話を書きたいと思います。
リークは漏れる、ガットは腸という意味です。
私が参加している分子栄養学の講座では
リーキーガットはありふれた話題、基本中の基本。
それがもとでいろいろな不調が生じることがわかります。
昨年、知り合いの(というか弟)消化器外科医にリーキガット
という言葉をだすと「何それ?」と言われました。
いつも内視鏡検査をしている内科の先生によると
「それは学会で正式には認められてない」のだそうです。
内視鏡などの見た目には何もわからずはっきりと診断できないからです。
Wikipediaでは医学的には認められていない仮説上の疾患として説明されています。
原理としては、腸内細菌の働きや炎症等により
小腸の壁に分子レベルの小さな隙間が発生することで、
本来血管内に取り込まれることはない異物
(菌・ウイルス・たんぱく質等)が血液内に漏れ出す
ことにより様々な症状を発生させる原因となるとされる
と書かれています。
リーキーガットが関係しているとされる病気や状態は
原因不明の熱、筋肉痛・関節痛、胸やけ、吐き気、腹痛、
抜け毛、お腹の張り・消化不良、不眠症、記憶力低下、
集中力低下、不安感、疲労感、下痢・便秘、口臭、
神経過敏、食欲低下、ニキビ、じんましん、肥満
喘息・アトピー性皮膚炎等のアレルギー疾患
クローン病、過敏性腸症候群などの慢性炎症性腸疾患
など
ありとあらゆる症状に関係します。
胃腸の病気やアレルギーはなんとなくわかるとして
不眠とか、記憶力低下とか不安とかなぜ?
と思うかもしれません。
でも腸と脳はつながっています!!!
実は大いに関係あるのです。
私自身もリーキーガットはあるので
冒頭のめまいも何か関連があるのかもしれません。
リーキーガットの原因は
ストレス、ジャンクフードや甘い物の摂り過ぎ、
過食などの消化不良、食品添加物、栄養不足
痛み止めや抗生物質、ステロイド剤やピルのような医薬品
アルコールやカフェインなどが原因になると言われています。
だれでもなる可能性がありますね。
専門医が疑っていようが、今のところ仮説だろうが
私がみてきた経験からもリーキーガットは存在します。
実は最近ではだいぶリーキーガットは注目され
大学病院などでも研究している先生がいらっしゃったり
学会でも話題に出始めているようです。
どうやら毎日診ている糖尿病などの慢性疾患の
患者さんの多くはリーキーガット。
それは原因なのか結果なのかわかりませんが
胃腸環境を良くしないと慢性疾患は治りません。
病院での治療では対症療法が中心でなかなか根本治療に
結びつかないのでもどかしい思いでいます。
リーキーガットの予防と治療には
腸管の粘膜を傷める原因となる砂糖食品や食品添加物、刺激物、
それにグルテン(小麦製品)カゼイン(乳製品)も控えたほうが
いいようです。
ちょっと堅い話題だったかしら
でも多くの人にとって身近な問題だと思います。
グルテンを控えることはとても難しいですね
粉物は食べると幸せな気分になります。今日の私も。
この話題はまた書きますね。