熱中できる事って素敵

いつも散歩する公園は貯水池の周りに森があって遊歩道があります。  

今日の午後は日差しもあってかなり暑く  

セミがだいぶ賑やかに鳴いていました。  

この暑さ、森、セミの声。  

子供時代の夏休みを思い出します。

昔は家にクーラーもなく

(今ほど暑くはなかった気もするけど)

外で遊んでとにかく楽しかったな  

そんなことを考えながら 歩いていると  

向こうから3歳くらいの男の子が 虫取り網を振り回し

「むし、むし」と言いながら 私の方に走ってきました。  

そのかわいさと ひたむきさに

胸がキュンとなりました。  

男の子は   大きなおばさんが前にいるのも気付かず  

咽が渇いていても   疲れも知らず  

お母さんが後ろから呼んでいても 気にせず  

虫取りに夢中  

ぶつかりそうになって私が避け

若いママから「すみません」 と言われました。  

いや 全然もう 今好きなことに熱中して欲しい    

多くの男の子は虫取り大好きですね。

(決めつけてはいけないけど)  

虫取りに行くときのわくわく  

虫を捕まえた時の喜び   って 

ほんとに大きいみたい  

自分の子育て時代の反省も込めて  

周りの大人は   危ないとか   汚いとか  

虫がかわいそうとか  

付き合うのが大変、めんどくさいとか  

言って決して批判しないでほしいなあと   思いました。  

虫の種類に詳しい博士になるかもしれないし  

虫の育て方を研究するかもしれないし  

虫の形に魅せられて何かのデザインをするかもしれないし  

いえいえ仕事とかは全然関係なくていいんです。  

ある夏の暑い日に  

とにかく大好きな虫取りを思いっきりする  

この今の経験がずーっと心の中に生きていると思うんです。  

そんな現場に立ち会えた今日の午後でした。    

あなたが子供時代に熱中した事って何ですか?  

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