第20期の分子栄養学実践講座始まる

第20期の分子栄養学実践講座が始まりオンライン視聴しました。

今回も主催の宮澤賢司先生による講義で始まりました。

私は会員になって5年以上経過して臨床分子栄養医学研究会の認定医でもありますが

日頃は保険診療のみ行っているため

本当に実践できているとは言い難いのです。

しかし本当に必要なものはむしろ、体の持っている力を引き出し、病気の予防や治療にもなる分子栄養学の考えだと思います。

分子栄養学とは

体を構成する細胞がうまく働いているか、うまく働いていないとしたら、何が足りないのか、血液検査をはじめ、いくつかの検査(普段病院でする検査とは違う)でその状態を知り、食事の改善やサプリで必要な栄養素を補ったり生活を変え、細胞の働きを良くして、体調を改善するための医学。

そのためには細胞の構成器官を考慮する必要がある。

細胞の構成器官と働き

細胞を隔てる大切な膜の材料になる成分が良質で足りているか、

エネルギーを生み出すミトコンドリアの働きがうまくいっているか、

核の設計図を元にタンパク質を作り出す小胞体の働きが良いか、

細胞の中に余計なものが溜まっていないかなど。

疲れやすさの原因

疲れるという症状を来たす病気には色々ありますが(慢性疲労症候群とか貧血とか甲状腺機能低下とかがんとか)

そのどれもに共通する疲労の正体はミトコンドリアの機能低下です!

ミトコンドリアをうまく働かせるには

ビタミンB群やコエンザイムQ10などの栄養素は大切です。

歯科治療とか、いろいろな食べ物から(大型魚など)有害重金属が体にたまっている人がいますが、これもミトコンドリアの働きを邪魔します。有害金属とは鉛や水銀。 逆に亜鉛やマグネシウムは必須です。

食べ過ぎ、運動不足、極度のストレスもミトコンドリア機能の低下を招きます!

分子栄養学についても少しずつシェアしていきます。

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